12月2日

仕事、つまらない日。この時期はある程度仕方ないと思ってやれることをやる。根本的に仕方ないことをうじうじ言っても無駄、でも周囲に合わせて少しばかり愚痴をこぼさなければいけないのが地味に精神的負荷。人がいるとどうしてもそういうのが必要になるから苦痛。「嫌だねえ」とか「帰りたい」とか「もう最悪」だとか、そういうこと言うために仕事してんじゃないんすよ。毎回同じ言葉を繰り返す地獄。仕事は楽しいのに、他人のために怠くなること山の如しー。ごーとーしー。平和に穏やかに、過ごしたいよ。

 

仕事中、出かけるからごはんいらないよと義母から連絡。仕事帰りに一杯飲んで帰ろうかなと思い立ったけどそれはやめて、砂ずりスライスを買って帰った。砂ずり柚子ぽんにするのだ。

砂ずりスライスを茹でて、柚子胡椒とポン酢を混ぜたものに漬ける。本当は半日置くといいし、生たまねぎを入れると良い。でも仕事終わりなので一時間漬けるだけで、夫はたまねぎ嫌いなのでたまねぎは抜きで。砂ずりといえばししとうとかピーマンと炒めがちだけど茹でが本当に美味しい。炒めも美味しいんだけど、それだけでは補えないものが茹でにはある。甘めのポン酢と、実家から貰った柚子胡椒で漬けた砂ずりはもうなんとも美味い。砂ずりは安くて美味くてえらい。軟骨とか砂ずりとかぼんじりとかたまひもとか、美味しいとこってなんで安いんだろうなあ。私は嬉しいからいいけど!

晩ごはんは、砂ずり柚子ぽんと春菊のお浸しと昨日の鍋の残りでお雑炊だった。義母が春菊嫌いなので、ここぞとばかりに春菊!お浸し美味い。さっと茹でて出汁に漬けるだけで美味しいんだからお浸しもえらい。ごはんは基本的にえらい。

 

真澄をちみちみ飲みながら、いつの間にか寝る。いつの間にか寝るのが好き。寝よう!と思い立って布団に入りぐだぐだ眠れないのなんて最悪だ。寝るつもりがないのに寝てしまうとか寝る!と思った瞬間に寝てしまうのが一番良い。そのために毎日、酒を飲んでいると言っても過言ではない。いや過言だが。まあなんにしろ、酒を口に含みながらいつの間にか寝てしまうのは、最高に幸せだな。