11月20日

マジ寒い。

 

毎日氷点下を叩き出し始めた、冬だ、今年こそはアウトドアブランドのアウターを手に入れようと思って夏頃から調べていたのに未だに私の元にはぬくぬくアウターがない。寒い。まあこうなるであろうことはわかっていたさ、そういう奴だ、私は。寒い寒い。

 

さっき、雪が舞っているのを見た。この辺の人は雪が降ると嫌な顔をするけど私はやっぱり雪が降ると嬉しい、散歩にでも行こうか、という気持ちになる。だって雪だよ雪。雪掻きはやりたくない(前の冬に雪掻きを初めてやった日、本当に泣くかと思った!「意味がわからない」と言いながらスコップを地面にこすりつけていた。だって雪を掻いたそばから雪が積もって行くんだから!)けど、雪が降るのは嬉しい。いっくら寒くたって、雪が降ったら外で煙草を吸うんだ。煙草は、寒い日の外で吸うのが一番美味しい。

軽井沢で雪が降り始めたと聞いて玄関を開けたら雪がちらついていたのでそのまま外で煙草を吸う。冬、冬だ、冬だ。

 

昔はどの季節が好きかと聞かれたら秋と答えていたような気がする、夏は暑すぎるし、冬は寒すぎるし、春は短い。今は全部が大好きだ。全部の季節がもうちょっとずつ長ければいいと思う、そんなわけにはいかないけど。四季をすべて愛して、すべて全力で楽しみたい、冬の長い土地に来てしまったけれど、それでも四季は美しい。すべてのことを咀嚼して飲み込んで肉にすることが出来る、私にはそれが出来る。冬の空気を吸い込んで、吐き出すだけでも。幸福だ。長い冬の幕開け。

 

明日と明後日、久しぶりの連休。夫とラーメンを食べに行く約束をしている(またか!)。夫と一緒の連休なんていつぶりだろう!あっちゅーまに過ぎるんだろうな。でもきっとたくさん楽しいんだろうな。「きっとたくさん楽しい」なんて思えるの、すごいな。私は幸福の溢れる世界線に来てしまった。こんな世界が存在しているんだなあ。そしてそんな世界に存在していえるんだなあ、すげー。

 

雪はもう止んで、しんと冷たい空気だけが置き去りになっている、雪もっと降ってみてよ、雪掻きが必要ない程度にさ。

雪掻きだけは、勘弁して欲しい。