12月16日

毎日、寒い。

 

ハクキンカイロを手に入れてからというものの、毎朝二人分のハクキンカイロを仕込むことが日課になっている。二十四時間暖かさが持続するハクキンカイロは帰宅後もモコモコパジャマのポッケに潜んで私を温めてくれるのだ。iMacの前は寒い。モコモコパジャマにモコモコ靴下、ダウンにハクキンカイロ。石油ストーブも稼働しているし電気毛布も温まっている。寒い。ばかじゃないの。くっそ寒い。焼酎のお湯割りもすぐ冷える。ホンットにすぐ冷えるんだよ。ばか。ちょっと意味がわかりません。

 

夜明け前に一度目を覚ましてiPhoneの電源が落ちていないか確認(寒すぎるとiPhoneは死ぬ)してiPhoneを抱き締めて温め、アラームが鳴らないという非常事態が起きないように準備する、そんで顔面もキンキンで電気毛布にあたっている身体も冷えている状態でどうにか起き上がりトイレ掃除をする私、我ながらえらいと思う。よくやっている、褒めてやりたい、誰か褒めてよ、ねえねえねえ。

 

 

12月15日

朝、すこし早めに起きてトイレ掃除、一服して、お風呂。義母を見送って夫を起こして準備をして、一服。最近の仕事の日のお決まりになっているインスタントのポタージュスープを作ろうとして、それを切らしていることに気づく。やかんで沸いているお湯。仕方ないのでパウチのおかゆを温めて食べることにした。ポタージュスープもおかゆも似たようなものだろう、おかゆ美味い、あったかいし。

 

昔からの癖で、朝はちょっとくらい余裕の時間があったほうが良い、本当は朝起きるのはすごく苦手なんだけどな。時間がギリギリギリギリと迫っていくとどうしても苛つくのでいけない。人間的に。朝の時間に余裕があるほうが絶対に有意義な日が過ごせるのだ。気持ち的に。不必要な苛々は取り除ける限り取り除くべきだし、そうしないのは愚かだと思う。だって取り除けるものを取り除いて、宇宙のような広い心を持ってしてもどうしても「苛々」は生まれることがあるのだから(他人から投げつけられたりするし)。そしてそれが生まれると少なからずペースが乱されるし、非効率的だ…とか言っても別に効率を求めているわけではなくて、「苛々」を量産してしまうと「苛々」を持つ自分に嫌気がさしてくるからってのが一番大きい。「苛々」なんて持たないに越したことない、穏やかに軽やかに行こうぜ。

 

心をなるべく平坦に、かといって感受性は豊かに、必要なものにだけアンテナを張って、やるべきことだけに力を注いで、あとは寒いだとか、眠いだとか、おなかすいたとか会いたいとか、そういうのに全力を注いで。そういうの、大事。

12月14日

義母を見送り夫を叩き起こして送り出し、お勝手の掃除。朝からくそ寒い。窓を閉め切ってても寒すぎるのに窓を開け放って掃除。掃除ルックにダウンを着込んで白い息吐きながら唄いながら掃除。流しの下の床が腐りかけているのを発見したりして歴史を感じたり。古い家だから仕方ない、直せばいいし、大丈夫。さわさん(夫の祖母)が漬けたらしき果実酒っぽいものが出て来たり。お勝手の掃除は他の場所にない面白さがあるな〜〜と思いながら、クリープハイプを唄いながら、ひたすらお勝手に立ち向かう。

今月、休みの日は全部、大掃除レベルの掃除をひとりでやっているし流石に疲労を感じて歴史の詰まったお勝手を完全にビカビカにするには完全にパワー不足だと早々に気づいた私は比較的、手のつけやすいところをサッサと片付けて休日モードに突入する。

 

適当にお昼を済ませて更につまみと酒を確保して部屋にこもり、Netflixで「箱入り息子の恋」を観る。チルドの焼き豚のスライスを七味(八幡屋礒五郎のゆず七味である)マヨでちみちみ食べながら渓流を飲む。「箱入り息子の恋」はストーリーもろくに知らず初めて観たのだけど、妖怪と化した童貞が人間を取り戻していく超純愛日本映画というところでまあ私は全編通してだいたい泣いていた。焼き豚のスライスをつまみながら日本酒を飲みつつ映画を観てずっと泣いている三十歳。それが私だ。なんか文句あっか。

 

気づいたら夜になっていたので晩ごはんの用意をして、夫に映画の感想を述べ、「少女終末旅行」を観た。

 

最近、昼寝をしない休日が続いている。やることがたくさんあるのもなかなか良い。

12月13日

最近明らかに仕事の日の日記の内容が薄い。よろしくないな〜〜〜と思いつつ薄い。仕方ないよね〜薄いもんは薄いのよ。

それに比べて休みの日はなんて楽しいんだろう、別に何しているわけでもないのに、ああ休日、私、休日ってだあ〜〜〜〜いすき。そりゃな。

 

昨日、実家の母親から地元の美味しいホルモン屋さんのもつ鍋セットが送られてきた。やったーーー!!!いそいそともつ鍋の準備。きゃべつ、にら、ごぼう。美味しいもつ鍋は本当に奇跡みたいな味がするんだよ、私に染み込んだ、慣れ親しんだ味。さっさっさっと準備して、煮込む。日本酒を飲みながらもつ鍋、豚足。美味い………。

あと一歩でがっつりホームシックになるとこだった、危ねー。夫と義母と三人で〆のちゃんぽんまでぺろり。まだ出汁が残っているので明日は更に雑炊だ!豆腐とごはんを入れてぐずぐずにして溶き卵をつるん、ジュワ。あー早く食べたい。早く明日になれー。

 

美味しいごはんと美味しい酒はサイコー。生きるって素敵。

12月12日

いにいに、いにいにの日である。

いにいにとは一体なんなのであろうか…真相を探るべく、我々はジャングルの奥地へと向かったのであった。嘘です。

 

今日は夫とラーメンを食べに行く約束をしている。いつものラーメン屋。休日の夫は基本、正午まで起きないので午前中をいかに有意義に使うべきかというのが休日の大きな課題だ。

 

今日は朝六時半に起きて、義母の弁当作り。牛肉のケチャップライスでオムライス、マッシュルームとピーマンのソテー添え。義母を送り出して、トイレ掃除、玄関掃除、風呂掃除。玄関は特に、今までやったことないレベルでやってやった、やってやったぞ、うおお。きっちりやればきっちり綺麗になるわけよ。すごいね。掃除は裏切らないね。グッと広く、明るくなった玄関。会ったことのない夫の祖父母に語りかけながら掃除をする。雄三さん、さわさん、今まできっちり綺麗にできなくてごめんね〜〜〜許してね!明るくなった玄関を見てふたりもきっと喜んでいることだろう。自分達の建てた家を大事にして貰えたら、私ならめちゃくちゃ嬉しいよ。

 

午前いっぱい掃除をして、正午に夫を起こしてラーメン屋へ。お決まりのラーメンを食べる。美味いな〜。ごちそうさまでした。帰り道に酒屋に寄って夫に酒を買って貰う。日本酒、焼酎、ウイスキー(渓流、赤霧島バランタイン)。酒はガソリンだからね。私に酒を与えてくれてありがとう!夫!愛してる!

 

帰宅後ふにゃふにゃと眠くなりこたつで寝落ちしてしまった。起きたら夕方で、私の隣にいた夫もすやあすやあと寝ていた。この人寝すぎじゃないか!?と思ったけどそのままにして、こたつでぬくぬくしながらぼうっとした。

 

夜ごはんは、ミートソースのオレキエッテとキャベツとベーコンのコンソメスープ。このスープは最近かなりの頻度で作っている。これだと夫も義母ももりもり野菜を食べてくれるんだよね。多分、無自覚だけど夫と義母はなかなか野菜を食べない。サラダなんか最終的には私が抱え込んで食べることになるくらいだから、具沢山のお味噌汁か、ミネストローネか、このスープでがっつり野菜を摂取させることにしている。あ、なんか嫁っぽい。嫁っぽいぞ!

 

散々食べたくせにこの後お腹がすいて夫とファミリーマートデートをキメる。夫は優しいので私におでんを買ってくれた。渓流をやりながらおでんをつまむ私、嫁というよりおっさんだけど夫はおでんを頬張る私を見てにこにこしているので、きっとちゃんと嫁なんだろう、多分。いにいに。

12月11日

なんとなくぱたぱたとしていたら仕事終了。こういう日はありがたい。

 

ここしばらくものすごく寒くて、朝は寒さで起きる。顔面が冷え冷えになってしまうんだけどここらの人たちは顔が冷たくなることなんて気にもしないそうだよ…なんでだよ…起きて顔が冷え冷えだと温めようとして両手で顔を覆ってしまうのでそれでまた寝てしまうんですけど。困ります、お客様。ああ、お客様−−−。

 

阿呆なこと言ってないで、朝はちゃんと起きましょう。あ、今日はちゃんと朝いちでトイレ掃除をやったよ。えらい。えらいえらい。えらいでちゅね〜〜〜〜。ピカピカトイレに自己満足。ええんじゃい。

 

明日はまた夫とラーメンを食べに行く約束をしている。楽しみ!

12月10日

もちろん今日も仕事である。

ここ最近と比べて十倍ほどの忙しさ。何があった!?レベルで売れてくれたので満足。いつもこのくらい売れてくれればなあ。なかなか難しい。

 

でも毎日楽しくやれているし、幸福だな。

 

今日から毎朝トイレ掃除をすることに決めた。そうすれば早く起きられそう。動機が不純。ピカピカになればなんだって良いでしょうよ。